今日は特別な日

今まで経験した病の備忘録や、興味があることについて綴っていきます。

抑うつ状態で経験した症状

今までの闘病記録を綴っていこうと思いますが、まずは私が少し前まで悩んでいて、
恐らく一番症状再発のリスクが高いであろう「抑うつ状態」になったことから。

去年の冬に初めて経験しました。
とても長くて苦しい半年間でした。

朝起きれない、TVや人との会話、音楽を聞いても楽しくない、お風呂が面倒くさい
初めはそんな症状からでした。
寒いから起きれないのかな、何だかテンションが上がらないなと思っていました。
そのうち四六時中何もやる気が起きず、常に気が滅入っていきました。


1番酷いときはとにかく無気力で、体が震えるほど不安で仕方なくて、何も考えなくて済むようにずっと眠っていたいと思っていました。

過眠と不眠を繰り返し、布団から起き上がれない
食事すら摂る気にならない
言葉が出てこない
何も決められない
悲しくて涙が出る
家を出るのが怖い
一緒に暮らす家族以外との交流が怖い
音が不快でテレビに嫌悪感を持っていて
希死念慮もあり、死にたいと呟きながら泣くことも何度もありました。
自分に対しての無価値観が酷く、自分の全てに対して自分で責めていました。


今思えば、これだけ症状が酷いとうつ病かなと思うのですが、
当時の診断はうつ病まではいかない抑うつ状態ということでした。
精神科を受診しても、自分に起こっている全てのことを医師に話すことが出来なかったです。

私は、精神科に通院して薬を飲む覚悟が持てず、治療といえるものはほぼ何もせずただ良くなるのを待つことしか出来ませんでした。
遠く離れて暮らす家族や、親友に励まされ、
一番は一緒に暮らす夫の存在が私を救ってくれました。
どんな私でも責めず静かに見守り、常に肯定して寄り添ってくれたから乗り越えられたと思っています。


2週間以上落ち込み等の状態が続いた場合、医療機関の受診が推奨されており、
うつ状態うつ病の改善には
1.休養
2.薬物療法
3.精神療法(心理療法・カウンセリング)
が大切だといわれています。

きちんと通院して薬を飲んでいれば、半年という時間を要さず回復出来たかもしれないし、
再発(1年後に症状再発しました)することも無かったかもしれないです。

夫はいつも「今は脳の神経伝達がうまくいっていないだけで、そのうち良くなっていくよ。今は何も考えずゆっくりしたら良いよ。」と言ってくれていました。
自分の状態を認めて、何も出来なくてもそんな自分を受け入れることが大切だと思います。



そんな日々のことを少しずつ思い出しながら書いていきたいと思います。